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無視される不愉快さはオンラインでも同様(2012.4.19掲載)

オンラインで人から無視されたときの不愉快さには、対面(face to face)の場合と差がないことが明らかにされた。この研究は、フェースブック(Facebook)などのソーシャルメディアを利用するときに周囲から疎外されていると感じることによる心理的影響を、対面の場合と比較して検討したもの。

研究著者である米ペンシルベニア州立大学(ステートカレッジ)教授のJoshua Smyth氏は、「フェースブックで無視されて気分を害したことがあるという人は珍しくない。約8億人のユーザーがいるフェースブックは社会的つながりを築く場となっているが、一方で対面時のような後ろめたさを感じることなく他人を排除する手段となりがちである」と述べている。

Smyth氏らは、2つの研究で対面およびオンラインで無視されることを人々がどう感じるかを調べた。第一の研究では、275人の大学生に、会話中に無視されるとどう感じるかを予想してもらった。学生らは、無視されると苦痛を感じると予想し、オンラインであるか対面であるかにかかわらず、疎外されると自尊心(self-esteem)が損なわれるとの考えを示した。第二の研究は、大学生77人を対象にしたもので、被験者は、第一印象についての研究に参加していると思っていた。会話の場が設けられ、半数はオンラインチャットルーム、残りの半数は対面で、同じ学生被験者を装った研究助手により無視された。その結果、いずれの状況でも参加者は同程度の苦痛を感じていた。

「予想に反して、拒絶に対する学生の反応は主に強い苦悩を特徴とするものではなく、無感覚、敬遠、退避を特徴とするものであった」とSmyth氏はいう。学生らは、無視されたときに感じる不愉快さについて、実際よりも大きいと予想していた。また、学生は無視された理由については、自分自身ではなく、ほかの人に問題があると考えていた。この知見は、医学誌「Computers in Human Behavior(人間行動におけるコンピューター)」オンライン版に3月8日掲載された。(HealthDay News 4月9日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=663434
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