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ライフスタイルの修正が2型糖尿病患者の身体機能保持に有効(2012.4.12掲載)

カロリー制限による減量と身体運動の増強によるライフスタイル(生活習慣)の修正は、肥満した2型糖尿病患者における身体機能の喪失予防に有効との研究結果が、医学誌「New England Journal of Medicine」3月29日号に掲載された。

米ウェイクフォレスト大学医学部(ノースカロライナ州)健康運動科学教授のW. Jack Rejeski氏らによる研究で、ライフスタイル介入プログラムを4年間行った群(介入群)の身体機能の重大な喪失は21%と、糖尿病のサポートと教育プログラムを行った群(管理群)の26%に比べて少ないことが判明したという。介入群では、身体可動性の喪失リスクも半分にとどまっていた。

検討対象は、過体重または肥満状態にある2型糖尿病患者5,000例以上(平均年齢59歳)。ヘモグロビンA1c(HbA1c)11%以上、および重症高血圧、トリグリセリド高値の患者は除外した。開始当初に身体活動性が良好だった患者は全体の3分の1で、大半は何らかの機能障害を持っていた。

4年間の介入期間中、介入群では体重の7%以上の減量と週175分以上の運動を目標とするライフスタイルの修正指導が行われた。身体可動性の評価は、ランニング、重量物の挙上、掃除機の操作、ゴルフ、階段のぼり、屈伸、ひざまずき、停止、1マイル(1.6km)以上の歩行もしくは1ブロックの歩行といった項目で行った。

4年後、介入群で身体機能の障害が認められた患者は、管理群に比べて48%減少していた。身体可動性が良好な患者も39%と、管理群の32%を上回った。Rejeski氏らの分析では、体重が1%減るごとに身体可動性の喪失リスクは7.3%低減すること、また(心肺)フィットネスが1%改善するごとに喪失リスクが1.4%低下することが明らかになった。

Rejeski氏は「介入群では身体可動性が良好な状態にとどまる人がより多かった。わずか6%の体重減少が重大な身体障害というアウトカム(転帰)を避けるのに有効だった」と述べるとともに、「減量だけでは筋肉量の減退リスクが高まってしまう。このため減量と活動性の強化は両方行う必要がある」としている。(HealthDay News 3月28日)

http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=663185
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