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白米(精白米)を定期的に食べる人は2型糖尿病リスクが有意に増大することが新しい研究で示され、英国医師会誌「BMJ」オンライン版に3月15日掲載された。この研究は、米ハーバード大学公衆衛生学部(ボストン)のQi Sun氏らの研究チームが、米国、オーストラリア、中国、日本で行われた4研究をレビューしたもの。
全体での被験者は35万人強で、試験開始時に2型糖尿病と診断されていた被験者はおらず、4~22年間追跡された。その結果、白米摂取が増えると、2型糖尿病リスクも増加することがわかった。例えば、白米1杯(158グラム)ごとに糖尿病リスクが10%増加すると研究チームは推定しており、この関連は男性よりも女性で強かった。
白米(精白米)は世界中で主に摂取されているコメの形態で、血糖インデックス(GI)値が高い。GIは、食物が血糖値にどう影響するかの指標で、高GI値は2型糖尿病リスクの増加と関連する。玄米に比べ、白米は食物繊維、マグネシウム、ビタミン類などの栄養素が少なく、これらの栄養素の摂取は、糖尿病リスク低下にも関連している。
米ブルックリン病院センター(ニューヨーク)のKaren Congro氏は「この知見は非常に重要である。白米はGI値が高く、糖尿病でない人の血糖値も上昇させやすい」と述べている。また、米レノックスヒル病院(ニューヨーク)のSpyros Mezitis氏は「先進国では少ない運動量、多い食事量が、肥満と糖尿病を増加させており、これが罹患率、死亡率にも関連している。肥満と糖尿病を防ぐには、食事量の削減、低GI値食物の摂取、運動の増加に焦点を当てて研究すべきだ」と述べている。
Congro氏は、白米摂取は、食物繊維を摂取する機会の損失であり、多くのビタミン類も精米段階で失われるとしており、オオムギやキノア(キヌア、南米の穀物)などの全粒穀物をより健康的オプションとして挙げている。ソバもおいしく、かつルチンのような抗酸化物質が豊富であるとのこと。ルチンは、血液循環を向上し、LDL(低比重リポ蛋白 [たんぱく])コレステロールによる血管の閉塞を防ぐという。
なお、この研究は白米摂取と2型糖尿病の関連を示したものだが、白米が糖尿病の原因となることは証明されていない。(HealthDay News 3月16日)
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